弁護士は事件やトラブルを解決する仕事、税理士は税金の手続きや相談にのる仕事というふうに、弁護士や税理士は名前を聞いただけでどのような仕事をしているのかすぐに分かります。しかし、行政書士の仕事内容はあまり世間に認知されていません。そこで、主な行政書士の仕事内容をご紹介したいと思います。
行政書士とは
行政書士は、弁護士や司法書士のように法律を扱う国家資格の一つです。行政書士が行う業務には、官公署に提出する書類の作成や提出手続代理、権利義務に関する書類の作成、事実証明に関する書類の作成などがあり、これらの内容に関する相談も受けています。簡単に説明すると、人生の節目に発生する行政との手続きをスムーズに行うために、行政と国民の間に入ってサポートするのが行政書士の仕事です。
業務の種類
書類の作成や手続きが主な仕事ですが、その内容は多岐にわたり、おおまかに分けると4種類に分類できます。
1.市民法務
市民法務とは日常生活における法的事務のことです。遺言書作成、相続手続き、離婚協議書作成などが該当します。
2.企業法務
「企業の事業活動に関わる法律上の業務」を総称して企業法務といいます。行政書士は、法人設立手続き、各種契約書の作成、定款認証などを行っています。
3.許認可業務
建設業許可、飲食業営業許可、産業廃棄物許可などの新規申請、更新手続きを行うのが許認可業務です。
4.国際業務
国際業務とは、外国からの留学生や国際結婚時の外国の方などの、入国・在留・永住等の許可・更新申請などを行う業務です。
行政書士の業務は、身近な手続きから専門的な分野の手続きまで幅広いです。そのため、市民法務専門の行政書士もいれば、国際業務専門の行政書士もおり、同じ行政書士でも得意な分野が異なります。
行政書士の仕事がどのような内容なのか理解していただけたでしょうか。役所への手続きや相続・遺言に関するお悩みがあれば、行政書士へご相談ください。一宮市で行政書士をお探しの方は、一宮市を中心に業務を行っている当事務所へご相談ください。遺言書作成や建設業許可、法人設立のほか、ROBINSの登録に関するお問い合わせも承っております。